退院その後

退院から1ヶ月半が経過しました。

 

実は退院2週間後に反対側の右耳も手術しました。
滲出性中耳炎という病気で、局部麻酔かけて15分ほどで済む簡単な手術でした。
もちろん入院なし。
というわけで6月は奇しくも両耳を手術したことになります。

 

それから今までについて述べます。

 

現在は元通りまでには至らずもほとんど平常運転です。
多少違和感はあるものの、左耳の切った部分は触っても痛くもなく、
内部の耳小骨を固定しているゼラチン状の薬が自然吸収されるのを待つというのが今の状況です。
落ちた聴力はだいぶ回復したし、両耳でイヤホンをはめて音楽を聴けます。
1日2回の点耳薬は欠かせません(この季節ヒンヤリして気持ちいいので)。

 

7月中旬に行った聴力検査では3分法で、右が13.3dB、左が35.0dBという結果でした。
難聴の分類には、正常、軽度、中度、高度、重度の5段階があります。
今回の私の結果では、右は正常で左は軽度に属します。
先生の話では耳の中の薬が完全に吸収されれば左耳の聴力はもうちょっと回復するかもとのこと。

 

元々抜群によかったわけではないので、ここまで回復してくれたのは嬉しいです。
二十歳前後から聴力が徐々に落ちてったのですが、21,2歳頃の感覚に近いように思います。
テレビの音量がこんなもんだったかなって程度の判断ですが。
一番落ちた時、左耳は中度と高度の間ぐらいの難聴で、70歳程度の聴力と言われました。
高齢の方がテレビの音量をあげる感覚がわかった気がします。

 

ひとまず退院1ヶ月半後の耳の状況はこんな感じです。
映像関係の溜めた仕事にモーレツにとりかかっているので、7月8月はリリースラッシュとなりそうです。

 

 

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写真はとりあえず使ってるイヤホン。自転車乗りながらもしくは電車の中で聴けるのは最高の二文字です。
もうちょっといいの買おう。買ってくれ。
次回は術後の仕事状況について述べようと思います。

 

 

今週末から入院、翌週に左耳の手術

左耳、真珠腫性中耳炎が悪化のため
今週末から入院、翌週に手術を受けます。

ご迷惑をかけた関係者の皆様に深くお詫び申し上げると同時に
支援をしてくれた友人達に深く感謝しています。

2月頃から聞こえが悪くなり、3月に大学病院で検査を受けました。
手術の日程が決定したのは4月のことです。
音の作業ができなくなってしまったため、
今年は映像制作が主体となっていました。

ひとまず、入院まで制作の追い込みをかけます。
術後は耳の回復状況を見て、音楽制作を再開するつもりです。

また会いましょう。

MC Snow – My Blues

お仕事させていただいたMC Snowの楽曲をひっそりと公開します。

My Blues – MC Snow
Track By KUNEL
Record & Mix By Yuji Fuki

レコーディングしたのは一年前の2013年11月23日午後4時25分。

同じ頃、MC SnowはNowbass(ナーバス)として08G-zの活動を始めていきますが、MC Snowとして作ったこの曲は公開する機会を得られず眠ったままでした。

08G-zランチアウトの後、Snowは北海道へ転勤することに。
なかなか辛い決断だったのではないかと思いますが、本人は意外とあっけらかんとしてるし、ちょくちょく東京へ帰ってきてるようです。普通に渋谷のハンズ前で遭遇しました笑

知り合ってから2年ぐらいになるのかなーと思います。
08G-zのNowbassよりもSnowとしての彼のほうが若干ですが付き合いは長くて。Snowの魅力はハプニングが起こりがちなステージングと、ダメ人間っぷりを健やかにさらけ出す笑顔かなと思います。歌詞はなかなか卑屈な感じですが、生き方はとても素直で素朴な酒好きですね。

彼が東京へ帰ってきて、Gum@渋谷Shifteeと.Wav@渋谷FamilyでLIVEをした時に、ここのサイトで公開してみたらどうだろうという話がでました。

MC SnowのLIVEでは定番になってる曲ですね。

いつ消すかわかりませんので一度はぜひ。

MC Snow Twitter
@SNOWthePCholic
http://twitter.com/SNOWthePCholic

08G-z
http://www.08g-z.com/

秘密結社MMR – HOTMEN feat. 1horse, tami


秘密結社MMRの初PVを撮影・編集させて頂きました。雑感など。

MMRのRことDJ RINDさんはMMRの仕掛人のような方で、トラックメイキングにミキシング、DJ、スクラッチ、イベントオーガナイズ、そしてラップと非常に多彩です。イベントではCherry Nightや卓球ナイトなど面白いイベントも主催されています。住まいが近いということでPVについて早速ミーティング。ロケーションや方向性などを決定し、5月頭の撮影に向け準備をしました。

ロケーションは新越谷のB-Stationというちょっとしたイベントもできるバーです。ミーティングもこちらで行いましたが、マスターの人柄が凄くよかったのとRINDさんの描いていたPV像にぴったりだということでこちらで撮影しました。

当日の撮影で初めて丸省さん、Meteorさんと顔合わせ。丸省さんは絵になる兄貴肌な方で撮影中は大変気を使って頂きました。特に今回は大人数での撮影でディレクションが大変だったこともあり非常に心強かったです。Meteorさんはやはり存在感から独特で、場をひとつにする力はやはりラッパー力の表れでした。

1horseさんのバースにはぼくなりの想像図があったので、演技多めで撮らせてもらいました。マスターとHisanoさんには(PVを通しても)細かい演技をお願いし、十分に応えてくれました。観た人にぼくの意図が伝わってない可能性もあるのでこんなところで補足しますが、1horseさんは下戸です。

この日の撮影を通して感じましたが、自分のイメージ通り演技をしてもらうには、簡潔に客観的にわかりやすく演者に伝える必要があり非常に苦心しました。こういうことを含めて映像を撮る技術力なんだなーと本当に痛感。

今回は本当に様々な年齢、分野の方々が撮影に参加してもらったこともあり、夕方の6時から12時近くまでぶっ続けの撮影でかなり疲れ果てましたがなんとか終えられました。

編集は孤独な作業ですが、デモ→修正を何度か繰り返し完成に至りました。MMR、1horseさん、tamiさん、B-Stationのマスター、撮影に参加してくれた方々、本当に自分の力は小さくて協力してくれた人たちのおかげでできた作品です。それぞれの個性がでてるので楽しんでもらえたら嬉しいです。

多種多様な仕掛けとそれを支える技術的な裏打ち、キャリア、つながりのもと、今後のMMRはヤバいことになりそうです。

秘密結社MMR : @M_M_R_2013
Meteor : @METEORFUNKARATT
丸省 : @marushow03
DJ RIND : @RealIsNeverDie

うぶすなの土

うぶすなの土

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3573257

祖霊信仰や地霊信仰などの神道的な感性で愛国を詠った詩です。

タイトルの「産土(うぶすな)」という言葉もそうですが、詩の中では馴染みのない言葉や読みが多く、古い言葉が多用されているようです。例えば「東雲(シノノメ)」「拍手(カシワデ)」「百鳥(モモトリ)」「御手洗(ミタラシ)」「階(キザハシ)」など。カタカナにするとなんとなく古事記に登場してきそうな、音的な響きが感じとれます。

出版年が不明とされているようですが、もし戦前、戦中に公開されていたとしたらプロバガンダ的な意味合いで制作されたかもしれません。「愛國」というとそんなイメージを持ってしまいますが、何か面白い感じがしてサンプリングしたいなーなぞ思ってました。

なにより凄く綺麗な詩です。

国立国会図書館では保護期間の満了した歴史的音源をデジタルデータ化し公開していて、そこからこの音源を見つけました。政治的な意図があった(だろう)作品だとして、政治的な主義をレコードを通して伝えていた時代があったのかと思うと、今の時代はやり方がもっと巧妙でわかりづらくなったなと感じます。

作詞は川路聖謨の曾孫、詩人の川路柳虹、朗読は女優の東山千榮子という方です。

さてさて、

ページの方の表記には「うぶすなの土」とあります。

産土と書いてうぶすなと読むわけですが、「うぶすな」という音と「産土」という言葉の意味は必ずしも一致するものではないかもしれない。

「産土」とは生まれた土地を指しますが「うぶすな」という音には、その言葉を使っていた時代の人たちのうぶすながある。彼らのそのうぶすなを理解するのは、おそらく僕には難しい。しかし、うぶすなという言葉を使っていた人たちがうぶすなに対しどんなイメージを持っていたか、それを「うぶすな」という音から汲み取れるような気がする。

初めて出会った聞き慣れない言葉になぜか不思議な気持ちを抱いて、それが掘り下げるきっかけになりました。もし「うぶすな」ではなく漢字で「産土」と表記されていたらここまでアレコレ想いを抱かなかったかもしれないです。こういう違和感は大切にしたい。

日本語ブラボー

以下に私が行った文字起こしを記載します。

私は専門家でもなく、こと日本語に弱い部類の人間ですので間違いに気づいたらご指摘ください。

後半は確信ない箇所がいくつかあります。


うぶすなの土

帰還兵士に代わりて詠める

川路柳虹

東雲(シノノメ)が静かに忍び寄る、しんとした御社の境内。

拍手(カシワデ)の音が冴えて響く。

ひっそりと露に濡れた土を踏んで、私は大きな息をする。

大らかな大和の空だ。晴れやかな大和島根の土だ。

稲は青々と辺りに光り、杉の古木には百鳥(モモトリ)楽しく歌っている。

安らかな土だ。我が産土(ウブスナ)の土だ。

長い戦いの塵を落として、御手洗(ミタラシ)に我が手を清め階(キザハシ)の大前に額(ぬか)づいて私も拍手を打つ。

辺りに反響するその音に悠久な想い、しきりに湧いて我が頭は自ずと下がる。

私の生まれた村、私を生い育てた土。

私の親も、その親も、その大御親(オオミオヤ)も、この土から生まれ、この土に生き、惟神随神(カンナガラ)の御教えを忌(かしこ)んで、大御宝(オオミタカラ)と先追ふた。

そして、召されては孫(ヒコ)の御館(ミタテ)となり、銃とって外国(トツクニ)の野山に戦った。

今傷ついたこの身も癒えて、我が幸いを神前に言祝ぎ(ことほぎ)祀る。

朝の日輝かに訪れ、木の間の風、青葉に渡る。

私は生きている、私は健やかである。

この四肢にみなぎる命、この肌に通う血の色、御国に捧げまつる命こそはまだこの肉体の隅々に燃え盛っている。

ああ、この健やかな仕儀こそ、我が大御親の命が通う。

七度生まれ変わりても適応さん、たくましい魂が生きているのだ。

我が産土の土に伝わる遠く大御親の魂が奮い立たしめる。

私の心は躍り、私の身は喜びに震える。

清められた一筋の石に、苔生(こけむ)した石のひとつびとつにも残る産土の土の心。

私は敬虔な心のなかに伸び行く大倭の力を思う。

うぶすなの土、我が御祖の土、我が思いの全て、この土にある。

この土に生きる。

 


愛國詩 うぶすなの土

作詞 : 川路柳虹

実演 : 東山千榮子

製作者 : コロムビア

保護期間満了 : 2012-11-22

出版年 : 不明

まりもへっど – Hip Hop feat. frontline


まりもへっど氏のビデオを作らせていただきました。
ストレートにタイトルは「Hip Hop」、客演はfrontline氏。
ビデオの撮影にはまりもさんのバックDJもつとめるHAMATHERKEYが友情出演してくれてました。

2月にミーティングを行い、イメージの共有を経て企画・ロケーション決定をおこない、4月に撮影しました。撮影はなんだか楽しく進行して、緩い雰囲気が映像にも現れていると思います。

リリックは真剣な内容なので、映像では少し遊びを交えました。
また、起承転結というほどではないですが、それぞれのバースにちょっとしたストーリーを描いています。こちらは初挑戦ながらなんとか形になったと思います。
好評(?)であるラストのふざけるシーンはすべて両氏によるアドリブです。アドリブ強し。

楽曲は、まりもさんの1st EP「履歴書 vol.1」に収録されています。こちらのミニアルバムでは全曲レコーディング、ミキシングをさせて頂き、アルバムマスタリングも初めてながらやらせて頂きました。デカくて顔の怖い人懐っこいおっさんのライブを観た後はぜひ本人からCDをもらってください。
一応、投げ銭制とのことです。

まりもへっど (Chloro-Life Entertainment)
2006~2007年KMB(8-kid,DJ鳩笛)、2008~2013年韻文学部(SNOW,KUNEL)での活動を経て現在はDJ HAMATHERKEYをバックDJとして、1MC1DJスタイルで精力的にライブ活動中。2014年Taro chink a chinka, HAMATHERKEY, Colgate ManとChloro Life Entertainmentを設立。2014年、自身初ソロEP「履歴書vol.1」をリリース。ライブ会場等で配布中。現在、ソロフルアルバム製作中。
裕福ではないが貧乏でもない。特別幸せではないが不幸せでもない。実力が特別有るわけではないが、やりたいことに向かって努力する。特別ではないごく普通の人間が感じるものを、等身大の目線でリリックにする。少しでも多くの人に何かを感じてもらえることを願って・・・

[リリース]
・2012年:韻文学部EP (韻文学部名義)
・2014年:履歴書vol.1(ソロ名義)
[HP]
https://soundcloud.com/marimo-head
https://www.youtube.com/channel/UCWUdpgwke4uNEMzffkaQKog